こんにちは。先日何件かマンションのモデルルームを見てきました。モデルルームってすごいですね。きれいだし広いし、こんな所に住めたらと思ってしまいます。
しかし、その時思ったのです。マンションが欲しくてマンションのモデルルームに行っているのに「こんな所に住めたらなぁ」と思ってしまうのです。何故でしょう。おそらく一つの理由は、モデルルームが装飾され過ぎているからではないでしょうか。
そこで、私の経験から理想のモデルルームはどんなモデルルームなのか、考えてみました。
現実的でない装飾をしない
分かりますよ、モデルルームは来店したお客様をあっと言わせて、気に入ってもらって、その物件が欲しくなるように着飾る必要があることを。しかし、過度な装飾は逆効果なのではないでしょうか。
例えば「玄関は大理石です」と言われても、好み的にも予算的にも大理石が検討の余地もなかったとします。そんな時に壁紙ではなく大理石の壁があると、具体的にイメージができません。実際はどんな雰囲気の部屋なんだろうと不安になってしまいます。
一番多い間取りと広さの部屋を再現する
時々ですが、出来上がるマンションの部屋のうち、一番大きく一つしかない部屋をイメージしたモデルルームがあります。
自身が入居するであろう部屋よりも1.5倍も広かったりするのです。過度な装飾はすべきでないと前述しましたが、これもまた過度なのではないでしょうか。
実際の広さはこの辺までですと言われても、空間がつながっている以上、どうしても広く感じてしまうわけです。
生活感のある部屋にする
良くあるのが冷蔵庫を置くスペースに木が置いてあります。ダイニングテーブルにはおしゃれな瓶やグラスが並んでいます。テレビは置かずに絵が飾ってあります。
各人のライフスタイルかも知れませんが、あまり一般的ではないと思ってしまいます。レプリカでも良いので冷蔵庫が置いてあれば料理をするイメージが付きやすいですし、テレビが置いてあれば家具の配置はどうしようという風にイメージが付きやすいです。
最後に
モデルルームは確かにきれいで憧れますが、現実味がなさ過ぎて不安になることがしばしばありますね。今回はマンション編でしたが、戸建てのモデルルームの方がもう少し現実味(生活感)のあるショーになっている気がします。あくまで個人的な経験からですが。